
住宅購入は多くの人にとって人生最大の買い物だと思います。だからこそ、設備や仕様のひとつひとつについて、しっかり調べて納得したうえで購入したいですよね。
この記事は、注文住宅について延々と調べ続けている私が、キッチン設備についての様々な人の意見・感想をまとめた記事です。是非参考にしてみてください!
迷うキッチン設備とは
キッチン設備と一言で言っても、様々なオプションが存在します。予算に余裕があったり、家の広さに余裕があってキッチンスペースも広く取れるのであれば、便利な機能等を盛りだくさんにできますが、そうではない場合はよく吟味して取捨選択しながら設備を決める必要があります。
今日はキッチン設備の中でも、カウンターや吊戸棚、水栓、食洗器について紹介したいと思います。
対面キッチンカウンター
対面のキッチンカウンターにも種類があり、キッチンカウンターの片面が壁についているキッチンを「ペニンシュラキッチン」、四方が壁についていないキッチンを「アイランドキッチン」と呼びますが、ペニンシュラキッチンを選ぶ場合には、人が通る部分の幅を広めにとっておくことをお勧めします。狭くコンパクトにしてしまうと、忙しい朝に家族とぶつかってしまい、それが毎日のこととして積み重なるとストレスに感じることもあるでしょう。
実際、私も夫婦でキッチンに立つことが多いのですが、幅が狭いがゆえにすれ違いずらかったり、一方が食器を取ろうとしている時はもう一方が身動き取れずに待たないといけない等、非効率な場面がよくあります(苦笑)
対面カウンターは、手が空いている家族に料理の配膳をお願いできたり、料理をしながらリビングの様子を確認ができたりと、家族とのつながりを強くできる点でかなり人気があります。キッチンの幅を広くする分、リビングのスペースが狭くなってしまうことを気にしてコンパクトなキッチンにする方もいますが、そのせいでキッチンが不便になり、後悔されているケースが見受けられますので、是非”幅”には気を付けて設計されることをお勧めします。

吊戸棚
キッチンが狭く、収納スペースが少ないとどうしても吊戸棚を付けて収納スペースを増やそうと考えてしまいますよね。ところが、吊戸棚に対しては付けないことでメリットを感じている人が多くいます。
吊戸棚を付けないことで、LDKを広く見せることができ、開放感が出ることで、すっきりして気持ちが良いという点があげられます。せっかく吊戸棚があっても、結局上の方は手が届きにくく、使い勝手が悪いということもあります。

タッチレス水栓
キッチンの水栓については、費用がかさみますが、タッチレス水栓をお勧めする方が非常に多いです。料理中に手が汚れている中で水を出したり止めたりするのが億劫で、結局水を出しっぱなしにしてしまっているという方も少なくないと思います。タッチレス水栓であれば、そういう時にも簡単に水を止められますので、節水することができ、エコの面でも節約の面でもメリットが大きいという点が人気の理由です。

食洗器

食洗器は「深型」にするか、「浅型」にするかで迷われる方が多いですが、私が調べたところでは、深型を選んでいる方の満足度が圧倒的に高く、浅型を選んでしまった方は後悔されているケースが多く見られます。
深型は食器や器具を入れやすく、食器洗いがとにかくやりやすいという一方で、浅型は食器をセットするのがやりづらいためです。また、お鍋やフライパンが入れにくかったり、入らない場合もあるようです。食洗器を深型にすると、その分収納スペースが減ることになりますが、食洗器下の収納は無くても問題が無かったという声も聞きます。
中でも、ミーレの食洗器については、寿命が長く、フロントオープンで大容量な点が評価され、お勧めする方が多く見受けられます。洗浄力が圧倒的なため、余洗いが不要という点でもお勧めです。
まとめ・参考動画
住宅を購入した人や専門家からは、人が通る幅には余裕を持ったペニンシュラキッチンを採用し、タッチレス水栓や深型の食洗器を搭載することをおすすめする声が多いと感じます。
キッチンの広さを確保することで他の部屋が狭くなってしまったり、キッチンに費用がかさむことにもなりますが、多くの方にとってキッチンは毎日頻繁に利用する設備ですので、これらの意見を十分考慮したうえで、メリハリをつけて費用もかけることで、生活面での満足度がグンと上がることが期待できるかなと思います。
以下に、とても参考になる動画をまとめて掲載させていただきます。
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